【福岡】ちょっと変わった個性派グルメ

福岡・博多の定番グルメには、もつ鍋、焼き鳥、ラーメン、うどん、明太子などがありますが、今回はお店独自のアレンジが加わった“ちょっと変わった個性派グルメ”をご紹介します。定番に飽きた方やおもしろいお店を探している方におすすめです。

博多あかちょこべ名物“ずぼらうどん”

博多あかちょこべの名物“ずぼらうどん”は、うどん文化が盛んな福岡でも特に変わっている個性派グルメです。

この名物料理は、「やかんの中にはうどん、注ぎ口には箸が突き刺してある」何とも変わったスタイルで提供されています。さらには、つけつゆの中に、なんと！納豆が入っています。ちなみに“ずぼら“とは、だらしがないこと、きちんとしていないこと等の意味があります。器ではなく、やかんで提供するスタイルなので”ずぼらうどん“と名付けられたようです。こんなユニークなうどんを提供しているお店は、とても珍しいですね。

見た目が個性的でおもしろく、味も美味しいうどんを求めている方は、“ずぼらうどん”が食べられる“博多あかちょこべ”へどうぞ！

■メニュー＆料金

・釜揚げずぼらうどん…\660
・元祖キーマカレーうどん…\720

生姜メガ盛り“肉肉うどん”

どっさり盛った生姜とゴロゴロ入った肉が個性的な“肉肉うどん”。コシのある太麺と柔らかいお肉が濃厚スープと絡む絶品グルメです。

肉肉うどんのアクセントになる生姜は、注文時に「生姜なし」「少なめ（スプーン半分）」「普通（スプーン１杯）」「多め（スプーン２杯）」「メガ盛り（スプーン３杯）」の中から量を選べます。

また、うどん屋さんでは珍しい替え玉ができることも特徴です。替え玉料金は100円と安く、うどんorそばのどちらでも選べることもお得なポイントです。

■メニュー＆料金

・肉肉うどん・そば　…650円
・替え玉（うどん・そば）　…100円
※無料で生姜メガ盛り（通常の３倍）にできます。

寿司ネタがお肉の“肉寿司”

博多駅の筑紫口側にあるお店“肉寿司”は、地元だけでなく観光客にも大人気！いつも賑わっています。店内は和風レトロな空間で、そこでは「肉」を専門としたお寿司が堪能できます。

肉寿司は食べ応え抜群で、馬・牛・豚・鶏・鴨・フォアグラなど、ここでしか味わえない個性的なメニューが豊富です。また、盛り付けがキレイで、目で楽しめるのも魅力です。さらに、このお店の名物“刺しトロ”を注文すると、目の前であぶってくれるので、写真や動画を撮影することができます。味だけでなく、演出にもこだわりっているので、思い出作りには最適です。

客層は若者やカップルが多く、いつも満席状態が続きます。来店前に予約することをおすすめします。

進化した明太子料理“元祖博多めんたい重”

明太子料理の専門店“元祖博多めんたい重”では、店名と同じ名前の“元祖博多めんたい重”という絶品グルメが食べられます。

この看板メニューは、ただ明太子をご飯にのせただけの料理ではありません。昆布が薄く巻いた手の込んだ「昆布巻き明太子」を、海苔を敷いたごはんの上に乗せ、旨味たっぷりの「特製かけだれ」をかけて食べます。これが“元祖博多めんたい重”です。

また、好みに合わせ、タレの辛さが選べます。タレは基本・小旨辛・中旨辛・大旨辛の4種類が用意されています。少しお値段が張りますが、ここでしか食べられない個性的で絶品のグルメを一度堪能してみてはいかがですか。

ちんぷんかんぷん名物“デカすぎる焼き鳥”

春吉の川沿いにひっそりと佇む隠れ家居酒屋“ちんぷんかんぷん”は、黒塗りの一軒家で看板もなく、場所を知らなければ素通りしてしまうほど分かりづらい店構えが特徴です。扉の開け方も変わっていて、入っていいのか躊躇してしまうほどです。でも、戸惑っていると中から店員さんが出迎えてくれるのでご安心を。

このお店の名物は炭火焼のやきとりで、すぐに売り切れてしまう炙りハツが大人気です。そしてもう一つの目玉が、長さ３０ｃｍある超ＢＩＧな串“お祭りバラ、ＢＩＧズリ、ちかっぱ皮”です。どこを探してもこれ以上大きい焼鳥はないと言い切れるほどのデカさで、手に持ってみるとその迫力に驚きます。味も美味しく話題性もあり、みんなで分け合って食べられるのもポイントです。

個性が強いお店ですが、スタッフの方がとても元気で活気があり、ドリンクのお替りなどを察してくれてすぐに声をかけてくれます。友達同士やカップルなど、誰でも楽しめるお店です。

五穀のとろとろ“明太子オムライス”

明太子オムライス…ありそうでなかったグルメが食べられる“五穀”は、2017年に赤坂のけやき通りから六本松に移転オープンした、今でも行列ができる人気店です。

「明太子」と「オムライス」を組み合わせた“メンオム”は、どっしりとのった分厚いオムレツが一際目につきます。そのふわふわのオムレツを割ると、とろ～り卵が明太ライスを包み込みます。この瞬間、なんともたまらない至福のひと時を感じてしまいます…。

明太子のプチプチ弾ける食感とバターの風味、そして卵のとろけ具合が絶妙にマッチした“メンオム”は、まさに究極のオムライスと言っていいほどの逸品です。

■メニュー＆料金

・メンオムランチ…￥900(税別)
※サラダ・ドリンク・デザート付き

ヘルシー＆コラーゲンたっぷり“蒸しもつ鍋”

博多もつ鍋処“梟”は、土日祝日に限らず平日でもお客さんが絶えない超人気店です。テレビや雑誌などでたくさん取材されています。

このお店には、7種類のもつ鍋があります。その中でちょっと変わっているのが、スープのないもつ鍋“蒸しもつ鍋”です。蒸気で蒸された野菜とコラーゲンたっぷりのもつを特製ポン酢や山芋とろろダレで頂く、福岡でも珍しいグルメです。

大人気の特製とろろを贅沢にトッピングした“梟雪見鍋”も絶品ですが、珍しさを求めるなら“蒸しもつ鍋”がおすすめです。見た目のインパクトだけではなく、さっぱりとした野菜とぷりっぷりのもつがたまらなく美味しいです。

店内の1、2階は気軽に食事ができるスペースがあり、3階にはプライベートを大切にしたい方のために完全個室が完備されています。来店される場合は、予約をとっておくことをお勧めします。

三洋軒よかろ名物“超激辛地獄らーめん”

逆さにラーメンと書いてある看板が目印の“三洋軒よかろ”。濃い口だがさっぱりとした後味のとんこつスープと、博多ラーメンのために開発された小麦“ラー麦”から作られた細麺を使った昔ながらのラーメンが味わえます。骨髄が溶け出すまで炊き込まれたスープは、少しクセを感じますが、それがやみつきになる人も多いようです。

このお店の名物は、“超激辛地獄らーめん”です。辛さが10段階あり、1丁目から順に辛くなっていき最も激辛が天国となっています。初めての方は、基本の3～5倍の辛さの初級クラス（三丁目、四丁目）までしか注文することができません。初級をクリアしてから中級を頼める仕組みのようです。

ちなみに、最も辛い天国は基本の1,000倍の辛さです。中級クラスでもとにかく辛いので、要注意を…。