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メッセージを暗号に変えたいけど…
こんな感じで、メッセージを暗号に変えたいけど、作り方が分からない方やもっと面白い暗号を探している方のために、「簡単に作れる、メッセージを暗号に変える方法」をご紹介します。
この記事では、メッセージを暗号に変えるのが初めてという方でも、簡単に暗号化できる方法を中心に載せています。また、「簡単に作れるのに、読むのは少し難しい」ものをピックアップしています。
今回は、
の10個の方法をご紹介します。
面白いサプライズメッセージを贈りたい方も、ぜひご参考ください。
【文字を逆さ読みする暗号メッセージの作り方】
①文字をローマ字で書く
②書いたローマ字の順番をさかさまにして書き並べる
例として、「だいすき」、「ありがとう」の文字を暗号化してみます。
文字をローマ字に変換して、逆から書くだけで簡単に謎めいた暗号に変えられます。
より暗号っぽくするには、「大文字のローマ字に変換」する、もしくは「最後のローマ字だけ大文字に変換」するといいでしょう。
読みの難易度は低めですが、もし相手が読めなさそうであれば、ヒントをつけてあげるといいでしょう。
【文字を縦読みする暗号メッセージの作り方】
①メッセージを縦書きする
②それぞれの文字につながる文章を横に書く
例として、「だいすき」、「ありがとう」の文字を暗号化してみます。
先頭の文字につながる文章を考えるのが少し難しいですが、気持ちを込めた文章と隠された暗号メッセージを同時に伝えられるのが特徴です。
なかなか文章が思いつかないときは、縦読みの例文をインターネットで調べてみるといいでしょう。
ここで言う「文字をずらす」とは、平仮名だと五十音順、ローマ字だとアルファベット順をもとに、暗号にしたい文字を何文字かずらすことを言います。
この方法は、シーザー式暗号などと呼ばれています。
【文字をずらす暗号メッセージの作り方】
①「ずらす文字数」と「前後どちらにずらす」のか決める
②暗号にしたい文字を五十音順をもとに①で決めた分だけずらす
③ずらした文字を書いて並べる
最初に、「ずらす文字数」と「前後どちらにずらす」のか決めて、すべての文字を統一してずらすようにしましょう。
例として、「だいすき」、「ありがとう」の文字を暗号化してみます。
五十音順、アルファベット順の表を見ながら作ると、簡単にできあがります。
読みの難易度は高めなので、「1戻る」や「2進む」など、ヒントをつけてあげるといいでしょう。
文字を抜く暗号メッセージは、その名の通り、ある文字を抜くと伝えたいメッセージが現れます。「た」を抜く場合は「タヌキ」、「け」を抜く場合は「毛抜き」など、ダジャレのようなヒントを使い、伝えたいメッセージの中に抜く文字を入れて暗号化させます。
【文字を抜く暗号メッセージの作り方】
①タヌキや毛抜きなど、「〇ぬき」となる言葉を考える
②伝えたいメッセージの中に①で考えた抜く文字を入れる
③抜く文字のヒントを付け加える
例として、「だいすき」、「ありがとう」の文字を暗号化してみます。
抜く文字を適当に加えるだけで、簡単に謎めいた暗号に変えられます。
ヒントがないと読みの難易度が高くなるので、つけてあげるようにしましょう。
文字を置き換える暗号メッセージは、その名の通り、ある文字を違う文字に置き換えると伝えたいメッセージに変わります。
例えば、文中の「え」を「が」に置き換える場合は、ヒントが「笑顔(“え”が“お”)」となります。ほかにも、「け」を「に」に置き換える場合は、「毛ガニ(“け”が“に”)」となります。
このように、ダジャレのようなヒントを与えて相手に解読してもらいます。
【文字を置き換える暗号メッセージの作り方】
①笑顔や毛ガニのような「〇が〇」となる単語を考える
②伝えたいメッセージの中に①で考えた文字に置き換える
③置き換える文字のヒントを付け加える
例として、「だいすき」、「ありがとう」の文字を暗号化してみます。
短いメッセージだとあまり変化がありませんが、文章を長くしたり、ヒントを2つにしたりと、工夫次第で読むことが難しい暗号に変えられます。
「〇が〇」の単語をいくつか例に挙げていますので、ご参考にどうぞ。
鏡に映すと読める暗号メッセージとは、みなさんもご存知の「鏡文字」でメッセージを書き、それを鏡に映して読んでもらうものです。仕掛けは単純ですが、左右を反転させた文字は意外と読みづらく、そのおかげで暗号のような不思議なメッセージへと変わります。
ただ、左右が反転した文字を想像しながら書くのは至難の業。鏡文字は書くのがとても難しいです。そこで、鏡文字を書きやすくする方法をご紹介しますので、書いてみたい方はご参考ください。
この書き方で簡単に鏡文字を書くことができますが、力が入らず字がぐにゃぐにゃになったり、右上がりになってしまうので、バランスを取りながらしっかり書けるかがポイントとなります。
この書き方だとしっかりと鏡文字が書けます。しかし、裏面に通常の文字が残ったままになります。そこで、薄い紙を2枚用意して重ね合わせ、同じように透けた文字をなぞるとこの問題が解決します。
鏡文字がどうしても書けないという方は、パソコンを使って鏡文字を作成するといいでしょう。
以上が、鏡文字を書きやすくする方法でした。
短いメッセージや平仮名で書いたメッセージは、鏡に映さなくても読める可能性があるので、なるべく長いメッセージにし、できれば全てカタカナで書くとより暗号っぽくなります。
書くのは少し難しいですが、興味があればチャレンジしてみてください。
文字や数字を半分隠すと現れる暗号メッセージ。これは、「半分隠す」という発想が出なければ読むことができないので、意外と解読の難易度は高めです。
また、隠さない状態だと記号のように見えるため、暗号らしさを求めている方にはおすすめの方法です。
数字と記号を組み合わせた暗号で、上半分を隠すと“ILOVEYOU”が現れます。
この暗号は、簡単に書くことができるのが特徴です。ただ、有名なので、この解き方を知っている方がいるかもしれません。
カタカナを左右対称に書いた暗号で、右半分を隠すとメッセージが現れます。
この暗号は、文字に見せないように書くのがポイントです。先ほどの暗号とは違い、いろんなメッセージに応用できるところが特徴です。
上の画像の漢字の中に「ダイスキ」というメッセージがひそんでいます。
このように、漢字の中にひそむカタカナの暗号メッセージの作り方は、伝えたいメッセージをカタカナに変換して、漢字の中に紛れ込ませるイメージで書いていきます。
例えば、「う」を入れ込みたいときは「ウ冠」を、「い」を入れ込みたいときは「人偏」が使われる漢字を使います。メッセージの中に濁点がある場合は、そのまま漢字に点々を付けます。
メッセージをカタカナに変換して、その文字が含まれる漢字を並べて書くだけで簡単に謎めいた暗号に変えられます。
左から順に1文字ずつ飛ばすと読める暗号メッセージ。この暗号の作り方は、とても簡単です。まずは、伝えたいメッセージを前半と後半に分けます。次に、前半のものと後半のものを1文字ずつ交互につなげて書いていくだけです。
例として、「大好きなお母さん、いつもありがとう!」のメッセージを暗号化してみます。
前半と後半の文字数が一緒になるように、メッセージのちょうど半分を前半と後半に分けるのがポイントです。
並び変えても、なんか雰囲気で分かってしまいそうな場合は、メッセージを3つに分けて並べ替えるとより解読の難易度が上がります。
この暗号メッセージは、読み方が分かると作るのも簡単なので、先に解読方法を説明します。
まず、右に書かれた数字ですが、これは「左の単語の何番目をピックアップするか」を表しています。例えば、「りんご1」の場合は、1番目の文字をピックアップするという意味なので、「り」となります。このように、書かれた単語を1文字ずつピックアップして文字を並べると、メッセージが現れるという暗号となっています。
読み方が理解できれば、作るのは簡単です。
例として、「大好き」を暗号化してみます。
②1文字ずつに分け、それぞれの文字が入った単語を考える
→「からだ」「いりょう」「たすき」「らっきょう」
③最後に、単語の何文字目をピックアップするか書いて並べる
→からだ3 いりょう1 たすき2 らっきょう3
単語さえ思いつけば、簡単に謎めいた暗号に変えられます。
文字を置き換えたり、読む順番を変えたり、また視覚を使ったりと、メッセージを暗号に変える様々な方法をご紹介しましたが、ご参考になりましたでしょうか。
今回は、比較的簡単に読めるものを中心にご紹介しましたが、暗号は解読の難易度を上げようと思えば、簡単に難しくできるという楽しみもあります。
しかし、メッセージは読まれて初めて伝わるものです。暗号作りにこだわって難しくしようとするのも良いですが、あまり難易度を上げ過ぎない方がいいでしょう。
読まれなければ、せっかくのメッセージが台無しになってしまいますから。
今回ご紹介した方法をご参考に、そのまま試したり、アレンジを加えたりと、楽しみながら暗号メッセージを作ってみましょう!