コインロッカーを使ったサプライズの仕掛け方
コインロッカーでサプライズしてみたい
コインロッカーでサプライズしてみたいけど…
「どんなアイデアがあるか知りたい」
「どんなときにサプライズができるの」
など、コインロッカーでサプライズしてみたいけど、色々分からないことがある方のために、今回は「コインロッカーを使ったサプライズ」の仕掛け方をご紹介します。
コインロッカーに詳しくなれば、アイデアが浮かんでくる
コインロッカーを使い慣れていないと、どんなサプライズができるかアイデアが出てきません。逆に言うと、仕組みや使い方など、コインロッカーに詳しければ、「こんなこともできるかも」とサプライズのアイデアが浮かんでくることもあります。
相手にスムーズにサプライズを仕掛けるためにも、コインロッカーについて、詳しくなることが重要です。
①コインロッカーの仕組みと使い方
②コインロッカーが置いてある場所
③料金システムと支払方法
④ロッカーのサイズ
この辺りが分かっていないと、思わぬ失敗をするかもしれません。使いこなせるくらいの知識を身に付ければ、アイデアが浮かびやすくなり、サプライズの成功率もアップします。
コインロッカーでやってしまいそうな失敗
コインロッカーを初めて使う方、または使い慣れていない方は、サプライズを仕掛ける前にコインロッカーの基本的なことを知っておきましょう。
基礎知識があれば、うっかりミスを防ぐこともでき、サプライズも成功しやすくなります。
・コインロッカーの空きがない
・小銭がなく、支払いができない
・カギをなくした、忘れた
・超過料金が発生した
・時間が遅くなって、荷物を取り出すことができなかった
このような失敗をしないためにも、コインロッカーについてある程度は詳しくなる必要があります。また、コインロッカーによって、相手に開けさせる場合の対応方法が変わったりしますので、うまくサプライズができるよう、仕組みなども理解しておくと良いでしょう。
コインロッカーを使いこなすための基礎知識
コインロッカーを使いこなすほどの知識があれば、サプライズアイデアのヒントが見つかる可能性があります。使用する際に必要な基礎知識を身につけて行きましょう。
基本的なことを知っている方でも、サプライズを仕掛ける前に、もう一度確認のために目を通しておくといいかもしれません。
①コインロッカーの仕組みと使い方
まずは、コインロッカーの仕組みと基本的な使い方を把握しましょう。
押さえておきたいポイントは、
・預け方
・取り出し方
・カギ、カードについて
実際にサプライズを仕掛けるコインロッカーの仕組みと使い方を理解して、どのタイプが適しているか、どんな風に荷物を取り出すのかなど、段取りよくスムーズにサプライズが仕掛けられるようにシミュレーションしましょう。
■コインロッカーのタイプは2種類
コインロッカーには、SuicaやPASMOなどICカードでの支払いと現金払いが選べるキーレスタイプ、100円硬貨を入れて施錠する従来のタイプがあります。
1.鍵タイプのコインロッカー
昔ながらのカギで開閉するタイプのコインロッカーで、支払いは基本的に100円硬貨しか使えません。現在、キーレスタイプのコインロッカーが主流となってきましたが、鍵タイプも今でも多くの人に活用されています。
・使い方はシンプルで分かりやすい
・鍵を持ち運ぶことになる
・100円硬貨しか使えない
・空き情報を検索できない
サプライズで相手にロッカーを開けてもらう場合は、相手にカギを渡す必要があります。また、鍵を持ち運びすることになるので、無くしたり、忘れたりしないよう注意が必要です。
鍵式コインロッカーの基本的な使い方は以下の通りです。
【荷物を預ける場合】
①使われていないロッカーを探す
②荷物を入れて扉を閉める
③表示された金額分の100円硬貨を入れる
④扉を押さえ、カギをかける
【荷物を取り出す場合】
①預けたロッカー番号を確認して、カギを差し込む
②扉を押さえ、カギを開ける
③荷物を取り出す
【超過料金が発生した場合】
①預けたロッカー番号を確認して、カギを差し込む
②表示された超過料金分の100円硬貨を入れる
③扉を押さえ、カギを開ける
④荷物を取り出す
コインロッカーのどこかに使用方法などが書いてあるので、何か分からないことがあれば、そこを見るといいでしょう。
2.キーレスタイプのコインロッカー
現在、駅などで主流となっているキーレスタイプのコインロッカーは、タッチパネルで支払いの選択操作を行います。
支払いは、現金またはICカードのどちらかを選ぶことができ、ICカードの場合はカードがカギの代わりになり、現金の場合はレシートのQRコードがカギの代わりになります。
ICカードは、SuicaやPASMO のほか、ICOCA、Kitaca、nimoca、SUGOCA、TOICAなどの交通系ICカードも利用できる場合があります。
・支払いは、現金かICカードが選択できる
・ICカードまたはレシートが鍵の代わりになる
・100円以外の硬貨も使用できる
・設置場所、空き情報を検索できる
鍵がいらないこと、またロッカーの空き情報が検索できることなど、利便性に優れています。
キーレスタイプの基本的な使い方は以下の通りです。
【荷物を預ける場合】
①タッチパネルの「預け入れ」を押す
②「空きボックスに荷物を入れる」の画面で空きロッカーを確認する
③空いていたロッカーに荷物を入れ、扉を閉める
④ロックがかかり、ランプが点滅するのを確認する
⑤タッチパネルに戻り、支払い方法を選択する
⑥現金の場合、お金を入れ、レシートを受け取る
⑥ICカードの場合、読み取り機にICカードをタッチし、レシートを受け取る
【荷物を取り出す場合】
①タッチパネルの「取り出し」を押す
②「ご利用方法の選択」画面で、預ける際に選択した方を押す
③現金の場合、レシートの暗証番号入力またはQRコード読み込みを行う
③ICカードの場合、ICカードを読み取り機にタッチする
④荷物を入れたロッカーのロックが解除される
⑤預けた荷物を取り出す
【超過料金が発生した場合】
・現金の場合、暗証番号入力後に超過料金が画面に表示されるので支払う
・ICカードの場合、カードを読み取り機にタッチする際に、超過料金がカードから引かれる
荷物を預けたときにレシートが出てきますが、そのレシートには「ロッカーの位置情報や管理会社の連絡先」などが印字されています。
万が一に備え、荷物を取り出すまでは大切に持っておきましょう。
②コインロッカーが置いてある場所
コインロッカーの設置場所や空き情報が分からないと、スムーズにサプライズを仕掛けることはできません。行動する前に、コインロッカーの場所をリサーチしておきましょう。
・大きな駅の構内、出口付近
・空港
・スーパー銭湯
・ライブハウス
・大きなアリーナ、会場
・都心部にある商業施設内など
人が集まるところ、ショッピングや観光などで荷物を預けるのにちょうどいい場所などに設置されていることが多いです。
インターネットで、コインロッカーの設置場所や空き情報が検索できます。主に駅に設置されたコインロッカーの情報が多いですが、JRやコインロッカー検索サイトなどで、設置場所を調べることができます。
③料金システムと利用時間
コインロッカーの料金システムは、一日の利用料金を先に支払います。
小型サイズ…100~300円
中型サイズ…400~600円
大型サイズ…600~900円
地域、場所によってバラつきがあります。容量が大きいほど、利用料金も高くなります。
1日の利用期限を過ぎると、超過料金を支払わなければロッカーを開けることができなくなります。
・6:10-23:40
・8:00-19:00
・9:00-22:00など
設置場所によって、利用時間はバラバラです。駅構内に設置されているコインロッカーは、始発から終電までが利用時間となっている場合が多いです。
利用時間を過ぎると、2日分の利用料金を支払うことになります。また、保管期限を過ぎるとコインロッカーから荷物が取り出されますのでご注意ください。管理会社によりますが、期限は3日間としているところが多いです。
万が一、保管期限を過ぎると、管理会社へ連絡して開けてもらわなければいけません。
④ロッカーのサイズ
プレゼントを入れるときに注意したいのが、コインロッカーのサイズです。ちゃんとプレゼントが入るのか、またどのサイズのロッカーが適しているのか、知っておきましょう。
小型サイズ:縦30cm×横35 cm×奥行き57 cm
中型サイズ:縦55 cm×横35 cm×奥行き57 cm
大型サイズ:縦80 cm×横35 cm×奥行き57 cm
特大型サイズ:縦100 cm×横35 cm×奥行き57 cm
ミリ単位を切り落とした、かなりアバウトなサイズの例ですが、コインロッカーによって大きさが異なりますので、目安程度に参考ください。
基本的に、同じコインロッカーなら、小型・中型・大型に関わらず、横幅と奥行きのサイズは一緒です。縦のサイズだけが異なるものがほとんどです。
なので、寝かせて置いても大丈夫な物ならば、ワンサイズ小さくても入る可能性があり、利用料金も抑えることができます。
小型サイズ:バッグ、小さなリュックサックなど
中型サイズ:大きなリュックサック、小さなキャリーバッグなど
大型サイズ:大きなスーツケースなど
手荷物サイズなら小型に、縦に長い物なら大型に、プレゼントの大きさやラッピングの形状に合わせたサイズを選びましょう。
以上が「コインロッカーを使いこなすための基礎知識」でした。長くなりましたが、重要な部分なので、一通り記載しました。
次は、サプライズの仕掛け方とアイデアをご紹介していきます。
コインロッカーを使ったサプライズの仕掛け方
「プレゼントを隠し、後で渡す」サプライズが基本
コインロッカーを使ったサプライズの基本は、「ロッカーにプレゼントを隠して、あとで渡す」ことです。このサプライズは、誕生日や記念日にどこか出掛けている途中に、プレゼントをサプライズで渡したいときなどに有効です。
あなたが手ぶらで来ている姿を見て、「あれ?今日はプレゼントないのかな…」と少し残念な気持ちになっているお相手。でも実は、会う前にコインロッカーにプレゼントを隠しておいて、渡すまで内緒にしています。そんなことを知らないお相手は、帰り際にロッカーから取り出されたプレゼントを渡されると驚いてしまいます。
こんな感じで、サプライズを仕掛けることができます。最初に相手にガッカリさせたり、期待させないことで、プレゼントを渡したときに驚きと喜びが倍増することを狙うのがポイントです。
仕掛けは簡単!会う前にコインロッカーにプレゼントを隠すだけ
コインロッカーを使ったサプライズは、「会う前にコインロッカーにプレゼントを隠すだけ」の簡単な仕掛けです。
帰りに相手と別れる場所の近くにあるコインロッカーに入れておくのがおすすめです。
①お出かけのルートを決めておく
②決めたルートの近くにあるコインロッカーを探す
③会う前にそのロッカーにプレゼントを入れておく
④自然な流れでコインロッカーに向かう
⑤プレゼントを取り出し、相手に渡す
コインロッカーを使ったサプライズは、この方法がベースとなります。
この方法に、「プレゼントを取り出すタイミングをどうするか」、「あえて相手にロッカーを開けさせてプレゼントを発見してもらうか」など、アイデアを加えていくことで、アレンジすることができます。
サプライズのおすすめシーン&アイデア
コインロッカーサプライズのおすすめシーンとアイデアをいくつかご紹介します。プレゼントをどうやって渡そうか、まだ迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
■おすすめのシーン、タイミング
①食事をした後に
お店で、誕生日や記念日をお祝いするときにおすすめです。
「すぐそこのコインロッカーに、さっき荷物を預けたから取りに行っていい?」と言って一緒に向かうといいでしょう。荷物のフリをしてプレゼントを取り出せば、相手はきっと驚いてくれます。
大きめの駅には、コインロッカーが設置されていることが多いので、駅近くのお店で食事をするといいでしょう。自然な流れでプレゼントを取りに行くことができるうえ、歩く距離が少ないので負担も減ります。
②帰り際に
相手が電車で帰るときや、別れる場所が駅の場合におすすめです。帰り際に、突然プレゼントを渡すことでびっくりさせることができます。
また、早い段階でプレゼントを渡すと、帰るまでずっと持ち運ぶことになり負担がかかりますが、“帰り際”に実行することによって、この問題を解決することができます。
予めロッカーにプレゼントを入れることができるのであれば、駅以外の場所でも実行できます。
③旅行先で
記念日旅行、誕生日祝いの旅行などをするときに、プレゼントも渡したい場合におすすめです。
旅の途中で、または旅を楽しんだ後に「予想もしていなかった、まさかのサプライズ」を仕掛けることができます。
コインロッカーは、「空港」や「駅」に設置されているものを使うといいでしょう。自然な流れで、荷物を預けるフリをしてプレゼントを入れることができます。
旅行先までバレずに持ち運べないプレゼントの場合は、出発する空港や駅に、予めプレゼントを入れておけば、旅先から戻ってきたときにサプライズで渡すことができます。ただし、保管期限が過ぎたり、超過料金が発生するので、日帰りもしくは短期間の旅行のときだけにしましょう。
④遠くから来てくれた相手に
わざわざ遠くから来てくれた友達や恋人、家族や親せきなどに、ちょっとしたサプライズプレゼントを渡すときにもおすすめです。
コインロッカーは、相手が帰る時に利用する空港や駅、バス乗り場近くにあるものを使用するといいでしょう。
地元のお土産を買って、プレゼントとしてコインロッカーに入れておいても、喜ばれるかもしれません。
■おすすめのアイデア
①相手に開けさせる
コインロッカーからプレゼントを取り出して渡すより、相手に開けさせてプレゼントを発見してもらう方が驚きは強くなります。
ただし、ほとんどの場合、「なんで私が開けなきゃいけないの」と思われる可能性があります。
それでも、自分のお願いを聞いてくれて取りに行ってくれた優しい相手は、「プレゼントを渡したかったからか」と後で理解してくれますし、その不安な思いを一気に忘れるくらい喜んでくれる可能性があります。
相手と一緒に行動しているときにサプライズを行う場合は、「ちょっとトイレに行きたいから、ロッカーから荷物を出して待ってて」などと伝え、その場から離れるといいでしょう。
②ロッカーを2つ使う
相手にロッカーを開けてもらうサプライズに、アレンジを加えたアイデアです。
カギだけ入れても、相手にとっては意味が分からないことなので、メッセージカードを添えて、プレゼントの入ったロッカーを開けてもらうよう誘導しましょう。
隣同士のロッカー、またはなるべく近いロッカーを使用するといいでしょう。
③誕生日と同じ番号のロッカーを使う
このアイデアは、特別感を演出したいときにおすすめです。「相手の誕生日」や「二人の記念日」の日付と同じ番号のコインロッカーを使用することで、特別な印象を与えることができます。
相手に開けてもらうときは、「覚えやすいように、あなたの誕生日と同じ番号のロッカーに入れておいたから」と伝えるといいでしょう。
自分で開けるときは、「このロッカー、実はあなたの誕生日と同じ番号だよ」と、プレゼントを渡した後に伝えるといいでしょう。
④宝探しのゴールに使う
宝探しゲームのようなサプライズはよく知られていますが、そのゴールをコインロッカーにしてしまうのも面白いかもしれません。
ただし、最終ゴールのコインロッカーの位置が遠すぎるとしんどいので、相手が帰りに通る途中のロッカーを指定するなど、工夫が必要です。
家の中で行うというよりは、バイト先や職場で行い、帰りのときに開けてもらう流れで行うのがおすすめです。
ロッカーのカギ、または暗証番号の入ったレシートを封筒に入れ、最終ヒントとして準備しておきましょう。
【サプライズのコツ】
・渡すまで、プレゼントのことを隠しておくのがポイントです。
・途中で渡すと荷物になるので、タイミングは帰り際がおすすめです。
・自然な流れでロッカーまで行くのがポイントです。
・相手にロッカーを開けさせる場合は、だれ宛のプレゼントか分かるようにメッセージカードも一緒に入れておくといいでしょう。
サプライズしやすいように、自分なりにアレンジしましょう
今回ご紹介したアイデアをそのまま活用してもみるのもおすすめですが、コインロッカーの場所や相手の状況によって、都合が悪い点も出てくると思います。そのときは、あなたがやりやすいようにアレンジして調整してみましょう。
できれば、下見をしておくといいでしょう。思わぬアイデアが浮かんだり、「これ無理かも」という欠点を発見できるかもしれません。
コインロッカーを使ったサプライズが成功することを願っています!