メールで送れる!パソコンで動画を送る方法
パソコンで動画を送りたい方へ
パソコンで動画を送りたいけど…
「メールで動画が送れない」
「動画を圧縮するのが面倒くさい」
「無料で大容量の動画を送りたい」
こんな感じで、パソコンで動画を送りたい方のために、「メールで送れる!パソコンで動画を送る方法」をご紹介します。
そもそも、動画をメールで送れるの?
パソコンで動画を送る方法で、真っ先に思い浮かぶのがメールを使った送り方ですが、そもそもメールで動画を送ることは可能なのでしょうか。
結論から言うと、メールで動画を送ることは可能です。しかし、メールの仕様では一度に送れるファイルサイズに制限があるため、それを超えないファイルであれば送ることができます。
では、実際にメールで送れるファイルサイズはどのくらいでしょうか。下記に代表的なメールの1通あたりに送れる上限サイズを下記に挙げていますので、見てみましょう。
【1通のメールで送れるファイルサイズの上限】
①Gmail…25MBまで
②Yahoo! メール…25MBまで
③Outlook…20MBまで
1通あたりに送れる上限なので、本文に文章を記入した際はその分も容量に含まれるため、実際に添付できるファイルサイズは少なくなります。
25MBだと、編集をしていない(エフェクトや曲が入っていない)10秒くらいの動画なら送れそうです。しかし、動画の長さだけでなく、大きさや画質などによりファイルサイズが変わってくるので、10秒くらいだったら送れるとは言い切れません。
圧縮して送っても、相手の容量上限が小さいと受信できない
動画を圧縮ソフトで25MB未満に圧縮できたとしても、相手メールのファイルサイズ上限が小さいと、送っても受信されないといったことも起こります。メールサーバによっては、上限が1~3MBまでと制限されているものもありますので、送信できたからといって、必ず相手に届いているとは限らないので注意しましょう。
メールで送れない大きいサイズの動画も送れる方法をご紹介します
上記の通り、ファイルサイズが大きい動画をそのまま添付して、メールで送るのはちょっと厳しそうです。
そこで今回は、メールで送れない大きいサイズの動画も送れる方法をいくつかご紹介します。
【記事の内容】
①動画共有サービスを利用して送る
②クラウドストレージサービスを利用して送る
③ファイル転送サービスを使って送る
④ケーブルにつないで動画を送る
⑤USBメモリ・SDカードに動画ファイルを入れて送る
このような内容となっていますので、メールでは送れない大きいサイズの動画を送りたい方は、ぜひご参考ください。
パソコンで動画を送る方法
①動画共有サービスを利用して送る

動画共有サービスは、インターネットを通じて、不特定多数の人が投稿した動画を、不特定多数の人が共有して自由に視聴できるサービスです。誰でも好きなタイミングで動画をアップロードでき、それを不特定多数の人に視聴してもらうことや、特定の人にだけに視聴してもらうこともできます。
【おすすめの動画共有サービス】
①YouTube
②Vimeo
③mevie ※特定の人のみ視聴可能なサービスです。
動画共有サービスは他にもありますが、上記のような日本でよく使われているもので、特に無料で利用できる動画共有サービスをおすすめとしました。
「高画質でファイルサイズが大きい動画におすすめ!」
作成したサプライズ動画の再生時間が長く、高画質でファイルサイズが大きい場合におすすめです。YouTubeにアップロードする場合は、最大128GB、最長12時間の動画をアップロードできます。Vimeoの場合は、無料で利用できるのは、最長時間の指定は特になく最大500 MBまでの動画をアップロードできます。mevieの場合は、最大300MB程度の動画データをアップロードできます。
■動画共有サービスで送る方法
動画共有サービスを利用して送る方法は、アップロードした動画のURLをコピーして、メールに貼り付けて送るだけです。相手は、送られてきたURLにアクセスして動画を視聴します。
■動画を送るときに必要なこと
特定の人だけに動画を見てもらうためには、「非公開」「限定公開」「パスワード」などの設定をする必要があります。サービスによって、アップロードできる動画のファイル形式が決まっているので、作成する動画のファイル形式をそれに合わせる必要もあります。
また、動画のファイルサイズが大きいほど、アップロードに時間がかかるので、さっき撮った動画をすぐに見せることは難しいです。動画を見せるまでに、ある程度の時間も必要となります。
■動画共有サービスで送るメリット
・高品質な動画を送ることができる
・余計な広告が表示されない
・相手が、各サービスのアカウントを持っていなくても視聴できる
・送った動画のURLにアクセスするだけなので、相手に負担がかからない
■動画共有サービスで送るデメリット
・Wi-Fiがないと、大きな通信量がかかってしまう
・視聴は簡単にできるが、ダウンロードは他のサービスを使用しないとできない
・mevieは動画のダウンロードができない
②クラウドストレージサービスを利用して送る

クラウドストレージサービスは、インターネットを通じて様々なファイルデータを大きな倉庫のようなものに保存してもらえるサービスです。パソコンに入っている動画をクラウドストレージサービスに移す(保存する)ことで、動画ファイルを他の人と共有でき、その方法で相手に動画を見せることができます。
【おすすめのクラウドストレージサービス】
①Dropbox
②Googleフォト
③iClound(お互いにアップル製品を使用しているのが条件)
④OneDrive
「お互い同じストレージサービスを利用しているときにおすすめ!」
相手も同じクラウドストレージサービスを利用している場合は、動画を共有して簡単に送ることができます。また、Dropboxは2GB、 Googleフォトは15GB、iCloundは5GB、OneDriveは5GBまで無料で利用できます。
送りたい動画のファイルサイズがそこまで大きくない場合、また動画をすでにストレージサービスに保存している状態であれば、このサービスを利用するのがおすすめです。
クラウドストレージサービスで動画を送る方法
クラウドストレージサービスでは、相手と動画ファイルを共有することで、相手に動画を見せることができます。
各サービスで手順が異なりますが、共有するまでの大まかな流れは以下の通りです。
①アプリを起動する
②送りたい動画を選択する
③共有タブ押し、連絡先から相手を選択する。もしくは、共有リンクを作成してメールで相手に送る
■動画を送るために必要なこと
もし、相手が同じサービスを利用していない場合は、共有リンク(動画のURL)を作成し、その共有リンク(動画のURL)をメールで送ります。相手は送られてきたリンクにアクセスして、動画を視聴することができます。
iCloundは、相手がアップル製品を使用していないと共有自体ができません。その際は、DropboxやGoogleフォト、OneDriveを利用するといいでしょう。
■クラウドストレージサービスで送るメリット
・動画のアップロード、ダウンロードが簡単
・一度ダウンロードしたら、オフラインで何回でも動画を視聴できる
・余計な広告が表示されない
■クラウドストレージサービスで送るデメリット
・iCloundは、相手がアップル製品を使用していないと共有できない
・Wi-Fiがないと、大きな通信量がかかってしまう
・アップロードできる容量が、動画共有サービスと比べて少ない
・動画のファイルサイズが各サービスの仕様サイズを超える場合、自動的に圧縮されて保存される場合がある
③ファイル転送サービスを使って送る

ファイル転送サービスを利用すると、メールでは重すぎて送信しづらい動画などの大容量ファイルを相手にスムーズに送ることができます。
【おすすめのファイル転送サービス】
①ギガファイル便(75GB)
②BitSend(5GB)
③宅ファイル便(300MB)
④firestorage(250MB)
まだまだファイル転送サービスはたくさんありますが、上記のサービスは「無料、登録不要、動画ファイル転送可能」なので、おすすめとして挙げました。()内の数値は、ファイル転送できる最大容量です。
「シンプルな操作で動画を送りたいときにおすすめ!」
どのファイル転送サービスも、直感的に操作できるシンプルな作りなので、初めての方でも簡単に利用できます。アカウントを作成したり、アプリをインストールしたり、ファイルを共有したりと、余計な手間をかけたくない場合におすすめです。
■ファイル転送サービスで動画を送る方法
実際の利用方法は、ファイル転送サービスを提供するサイトにアクセスし、そこで動画ファイルなどをアップロードします。アップロードが終わると、パスワードやURLが発行され、それを相手にメールで知らせてダウンロードしてもらい、動画などのファイルを見てもらいます。サービスにより手順などが異なりますが、どのサービスも簡単操作で利用できます。
■動画を送るために必要なこと
動画ファイルのアップロードが終わったら、相手に、各サービスで決められている期限内に、動画をダウンロードしてもらう必要があります。もし、期限内にダウンロードできなかった場合は、再度アップロードする必要があります。
■ファイル転送サービスで送るメリット
・登録不要、しかも無料なので利用しやすい
・メールで送信できない、大きな動画ファイルを送ることができる
・各サービスの利用範囲内であれば、動画を圧縮することなくそのまま送信できる
■ファイル転送サービスで送るデメリット
・Wi-Fiがないと、大きな通信量がかかってしまう
・保管期限内にダウンロードする必要がある
・アップロードできない、ダウンロードできないといった不具合が発生する場合がある
【まとめ】パソコンからメール以外で動画を送る方法もあります

今回ご紹介した「メールで送れる!パソコンで動画を送る方法」は参考になりましたか?
どの方法も、一度ネット上に動画ファイルをアップロードして、そのアップした先の情報(URL)をメールで送るだけなのでとても簡単です。また、ネットを経由するため、動画をそのまま送る必要がなく、大きいサイズの動画でもスムーズにやり取りができます。
パソコンからメールで動画を送るときは、ぜひ試してみてください。
最後に、パソコンからメール以外で動画を送る方法をご紹介します。もし、メールで送れなかった場合は、こちらもご参考ください。
「ケーブルをつないで動画を送る」
パソコンにケーブルをつないで動画を送る方法があります。
パソコンからパソコンに動画を送る場合は、直接パソコン同士を接続するときに使うLANケーブル「クロスケーブル」でお互いをつないでデータを送ることができます。
パソコンからスマホに動画を送る場合は、「USBケーブル」でお互いをつないでデータを送ることができます。相手がiPhoneの場合、パソコンにiTunesをインストールする必要があります。
お互いをつなぐだけなので、ケーブルを使ったデータのやり取りはとても簡単です。また、オフラインで直接つながっているので、データ転送速度が速く、大容量のデータを一気に移動させることができます。データ通信量が発生しないメリットもあるのでおすすめです。
「USBメモリ・SDカードに動画ファイルを入れて送る」
USBメモリやSDカードを使って、動画ファイルを送る方法もあります。
パソコンからパソコンへ動画ファイルを送る場合は、「USBメモリ」を使用してファイルを移すことができます。
パソコンからスマホへ動画ファイルを送る場合は、「SDカード」を使用してファイルを移すことができます。ただし、スマホがSDカードに対応しているか、パソコンにSDカードを挿すスロットがあるかを確認する必要があります。
スマホがSDカードに対応していなければ、この方法では送れません。パソコンにSDカードスロットが無ければ、外付けのカードリーダーを使用するとSDカードを挿すことができるようになります。
USBメモリやSDカードを使って、動画ファイルを送る場合は、移すときにデータが破損することも考えられるので、移す前にバックアップをしておきましょう。